さて、Rainmeter?今後の行方について、その真意を作者に聞いてみました。
メールのやり取りは数回に渡りましたが、いずれも迅速な返信をいただくことができ、作者Rainy氏の誠実な人柄を感じました。
以下、意訳した内容の一部を紹介します。
..以上のようにRainmeterに関しては、さし当り変化はないようです。
いきなり今までのサイトが閉鎖になったので、何事かと思いましたが、おそらくは、新たにスタートするRainlendar2と当面の間旧態堅持のRainmeterをうまく切り分けてサイトを創ってるような時間的余裕がなかった、といったところではなかろうかと思われます。今後、Rainmeterプロジェクトに動きがあれば、新たにサイトができることでしょう。
また今回、今後のバージョンの構想についていくつか聞くことができました。
一つはスクリプトの対応で、Rainmeterの基本の動作を拡張するためのものです。Rainlendar2では一足先にこのような構造が現実化しています。
もう一つは、描画性能の改良です。今までのバージョンではウィンドウサイズが大きくなるにつれて、負荷も大きくなる傾向がありますが、こういった問題もなくなるかもしれません。
ただし、本人も言うように、これらはいつ実現するか分からないということです。
聞かれたら答えるけど公言はしないというのも、いつになるか保証はできないし、途中で考えが変わるかもしれないということの現れなのかもしれませんね。
私としては、マイペースでいいので末永く継続していってもらいたいものです。
ちなみにRainy氏ことKimmo Pekkolaさんは、フィンランド在住のソフトウェアエンジニア。趣味のフリーソフト創りにかけられる時間は多くないそうです。
少々古いですが彼の興味深いインタビュー記事が公開されています。
teknidermy.com / issue / 13 / rainy ( 翻訳ページ )