いろいろな場所のライブカメラの画像をデスクトップ上に表示できたら面白いのでは、と早速そのような用途のRainmeterスキンの制作を始めましたが、なかなか一筋縄ではいかないことがありました。
まずは、どこの画像でも拾ってこれるほどRainmeterのWebParserプラグインは万能ではないので、拾ってこれそうな所から始めます。
ライブカメラのサイトでよくあるJAVAでシステムを組んでるものや、Realmediaのような動画形式のものはまずムリで、単純に一定時間ごとに画像ファイルがアップされるようなサイトからでしか拾ってくることはできないです。
これによりかなり取得対象サイトが限定されてきますが、もう一つ大きな弊害があります。
一定時間ごとに画像ファイルがアップされる際、ファイルに固有のファイル名を与えずファイル名は一定でその中身だけ更新するような場合が少なくありません。ファイル名はいつもいっしょなので、わざわざ正規表現を使って文字列抽出してやる必要もなく楽でいいのですが、ここに問題があります。
どうもWebParserはキャッシュに同じ名前のファイル名が存在すると、そちらを引き継いで使おうとします。キャッシュの更新時間を見ると確かに設定した時間にファイルの更新は行われるようですが、実際その中身を見てみると新しい情報に上書きされていないのです。さらにはそのスキンをRefreshしてもキャッシュがクリアされず、初めに取得したファイルをずっと適用してしまうことになり、新たなファイルを取得するには一度スキンを終了させてから、再度起動し直さなければならないということが起こります。
そのようなことから取得可能な条件は、一定時間ごとに画像ファイルがアップされ、且つ更新毎にファイル名が変化するということになりますが、中々そういった都合のいいサイトは多くないようです。