「アルバムジャケットを表示するスキン」として、先日リリースして間もない「A1」ですが、気になるところを修正して早々ですが新しいバージョン1.1にアップします。
すでに使用されている方もお手数ですが、新しいバージョンに変更してくださるようお願いします。なお、変更点はAMIPで使用される「Plugin.ini」にも及ぶため、こちらのファイルもあわせて変更されることをお忘れなく。
【変更内容】
1- カウント表示をRainmeter側で実装
前バージョンでは「カウント/曲時間 [ 曲番号/曲数 ] 」という風に表示される情報は、すべてAMIP側で取得させそれをテキストに出力し、Rainmeter側でそのテキストを参照するという仕組みを取っていました。
これは実に回りくどいやり方ですが、Rainmeter側でこれらを実装させようとすると、それ相応Measure数を作ってやる必要が出てくるため、それよりはずっと効率的なんではないかといった考えからでした。
しかし、私の環境ではこれが悪さをして、エクスプローラ(ファイラー)の表示が更新しなくなるという不具合を引き起こしました。
原因はカウント情報の取得で、AMIPでこのような動的データの取得の可能にさせるため「Update file every second」というオプションを有効にして、毎秒、出力ファイルを更新させるようにしていましたが、これがよくなかったようです。
そこでカウントは順当にRainmeter側で取得させることとしました。カウント以外は毎秒変化するわけではないので、AMIP側でタグ同様に取得させれば、Rainmeter側での負担も軽減され、何よりAMIPに別途ファイル出力させることがなくなったので、全体的に見れば以前よりずっと効率的かつクリーンになったと思います。
2- タグを持たない曲の表示方法を改良
前バージョンではタグを持たない曲はWINAMPのデフォルト・フォーマット(Artist - Title)で対処するという方法を取っていました。しかし既存の状態では「Artist - Title」が同じ行になってしまうので、どうしても収まりきらずタイトルが尻切れトンボになってしまうことがほとんどでした。
前回も言及しましたが、AMIPには強力なFormattingの機能が備わっています。これを利用しない手はありません。
そこで今回は正規表現を使って取り出す文字列部分を指定することで、「Artist - Title」のハイフンの前後でArtistとTitleを切り分けることで、タグがある場合とほぼ同様に各行で別々に表示することができました。
3- 「Plugin.ini」の内容を修正
前バージョンの「Plugin.ini」は、デフォルトの設定をそのまま残している部分がありましたが、それらの多くが不必要な設定であったり、また不具合を引き起こす要因になりうる設定もあったため、これらを改めました。
※一部、利用者の方からの情報を参考にさせていただきました。ありがとうございました。
今回バージョンアップしましたが、残念ながら気になるところがすべてクリアされた訳ではありません。おそらく、今後も(飽きない内は)ちょこちょこ修正していくかと思います。
今更ながら「ベータ版」という名目でリリースするべきだったかなと悔やんでます。
、がしかし、ウチで配布しているものは、すべてベータ版同然で動作確認甘々ですので、そこら辺は何卒ご容赦を・・・。