画像をテキストエディタで開いてみると可読不可能な文字が並ぶのを見ることができますが、では画像をオーディオエディタで開いてみるとどうでしょう?
、という趣旨でワシントン・ポストが掲載していたのがこちら。
下の音はパリのエッフェル塔の写真を定番のオーディオエディタAudacityで開いてMP3にしてみたというもの。
(ボリュームにご注意を)
さらにさまざまなオーディオエフェクトをかけて見ると画像はこんな具合に変化するということです。
【エコー】
【フェードイン+アウト+リバース】
【フェードイン+リバーブ】
【フェードアウト+エコー+リバース】
【フェードアウト+エコー】
【フェードイン+リバース+反転】
【フェードアウト+ワウワウ+リバーブ+フェードイン】
【ベース+トレブル】
【反転】
【リバーブ】
【エコー】
【反転】
【リバース】
【リバーブ】
Images via: The Washington Post
データに何らかの効果を加えるという点では画像もオーディオも同じ作業な訳ですが、オーディオとしてアウトプットすることを前提にした処理を画像でやることによって、画像エフェクトとは次元の異なる想像も付かないような効果が期待できるというアートな試みといえます。
想像ではもっとグチャグチャになるのかと思いきや、特に反転などにおいてはデータをひっくり返しているだけなのか、画像エディタでネガポジ反転させているのとほぼ同じような結果になるのが逆に興味深いところです。
ちなみにこれらは圧縮されていないRAW画像でないとオーディオエディタでは開けないようで、同じような目的で過去に実験して見たユーザーが詳しいレポートを紹介しているので興味のある方は参考にしてみて下さい。
Databending using Audacity Effects